こんな方におすすめ
- 子どもの褒め方に悩んでいる方
- 毎日怒ってしまい自己嫌悪を感じている方
- 自己肯定感を育もうというけれど、実際にどうしたらいいのかわからない方
子どもは可愛いけれど、いつも怒ってばかり。という経験はありませんか?筆者はあります。赤ちゃんの頃はどんな些細なことでも褒めていたけれど、成長とともに出来て当たり前のことには何も言わず、困ったところばかり注意ばかりして、子供が寝た後に「怒りすぎた・・・」と自己嫌悪していました。そんなとき、保育園の先生に教えてもらったパパやママの気持ちがちょっと楽になる、褒め方ポイントを紹介します。子どもの自己肯定感を育てるために「子どもは褒めて伸ばすこと」と育児書やテレビでよく耳にしますが、実際に褒めるとなると、どう褒めたらいいのか迷ってしまう。そんな方に向けて、褒め方の例も交えてお伝えします。
目次
自己肯定感を育てたい
自己肯定感とは、完結に言うと「ありのままの自分を肯定し、自信を持って前向きに生きられること」です。自己肯定感が高ければ、お子さんが何か困難にあたっても、自信を持ってチャレンジできる強さと、失敗しても諦めずに乗り越えていけるに力につながります。
その1 子どもの気持ちを受け止め、存在を認める。
自己肯定感を育むために抑えておきたい大きなポイントは3つ、
忙しい毎日ですが、1日5分だけでいいです。しっかり目を見て話を聞くことがお子さんの安心感につながります。
子どもの気持ちを受け止める
子どもは親から無条件に受け入れられることで愛されていることを実感します。
子どもの存在を認めること
例えば、お手伝いをしてくれたとき、「〇〇ちゃんがいてくれて助かった。」と伝えることが、お子さん自身の存在の評価が高まります。
「大好きなパパやママが見てくれている」と感じることでお子さんの自己肯定感がぐんぐんと育っていきます。
とはいえ、やみくもに褒めていても伝わりにくいですし、親自身も疲れてしまいますよね。
伝わる褒め方にはちょっとしたコツがありますので紹介します。
その2 結果ではなく、行動の過程を褒める。
例えば「100点をとれた」もちろん喜ばしいことですが、その結果だけではなく、その結果に至るまでに努力したことを具体的にあげて褒めてみましょう。
△「100点すごいね」「えらいね」といような声かけもいいですが・・・
「いつもご飯前に勉強していたから100点取れたんだね。頑張っていたもんね。」
こうすることで、「すごいね」「えらいね」と抽象的に褒めていた事柄にも説得力が付きますし、お子さん自身も、見ていてくれたんだなと実感することができます。これはテストの結果に関わらず、スポーツや作品を作ったとき、その他の声かけにも応用できますよ。
褒め方のコツは「行動の復唱」
褒め方のコツは、「行動の復唱」です。どんな些細なことでもいいのです。例をあげると、小さなお子さんの場合、自分で着替えをしたら「自分でお着替えできたね」と言うだけです。行動したことをそのまま伝えているだけですが、お子さんは自分でできた喜びと「自分の姿をちゃんと見てもらえてる。」と感じて、褒めてもらった気持ちになります。
まさに実況中継!
実際に私が声かけしている例がこちらです。些細なことですが、言われてからやるのではなく、自分から行動したことは実況中継するようにしています。
「自分でお皿片付けてくれるんだ!ありがとう」
「お兄ちゃんのゴミも一緒に捨ててくれるんだね。ママ嬉しい」
「今日も自分から歯磨きしてるね。頑張ってるね。」
「行動の復唱」にプラスして感謝やママの気持ちを伝えるように心がけています。
子どもだけに限らず大人にも有効
「行動の復唱」は、自分自身、旦那さん、両親、職場の方どんな方にも有効です。プラスして感謝の気持ちを添えれば、「いざ褒めよう」と気負わなくても、伝わる声かけができます。
自分を褒める
「今日もご飯を作った自分頑張った!」
他者を褒める
「お皿洗ってくれたんだね。ありがとう」
当たり前にやっていることだとしても、言われて悪い気する人は滅多にいないですよね。まめに伝えることが日々のストレス軽減や、やる気と自己肯定感のアップに繋がります。試してみる価値はありますので是非やってみてくださいね。
まとめ
今回は、保育園の先生直伝お子さんの自己肯定感を育むための褒め方のコツを紹介しました。ポイントは「行動の復唱」つまり、お子さんの行動の実況中継!です。いかがでしたでしょうか?もちろん日々の生活が忙しくて、わかっていても、できないこともあると思います。それでも昨日より今日、肯定的なやりとりを積み重ねていくことが、お互いの自己肯定感を上げることにつながると思います。みんなの笑顔が増えるよう、無理せずより良い関係を築いていきましょう。